株式会社日鰹(にっかつ)

加工・削りの工程

時間と手間と技術を惜しまずつぎ込むことで、
上質な削り節を安定的に生産しています。

旨みを高める日鰹の熟成工程

  1. 6ヵ月熟成|冷凍庫

    6ヵ月
    熟成
    冷凍庫

    仕入れた「節」は、工場外の熟成専用の冷凍庫に6ヵ月保存。「節」を寝かしている間に旨み成分であるイノシン酸が醸成されていきます。

  2. 1ヵ月熟成|冷凍庫

    1ヵ月
    熟成
    冷凍庫

    冷凍庫に保存していた「節」を、冷蔵庫に移してさらに1ヵ月間熟成させます。旨みを引き出すためには、時間を惜しみません。

  3. 1週間熟成|天日干し

    1週間
    熟成
    天日干し

    熟成の仕上げに「節」を天日に干します。太陽の遠赤外線の効果により、だしのおいしさが格段に上がります。

あらゆる好みや用途に応える日鰹の削り工程

  • 素削り
    [素削り]
    熟成させた「節」をそのまま削る製法。「節」そのものがもつ味・香りがそのままだしに表れます。
  • 蒸し削り
    [蒸し削り]
    120度の温度で20分蒸した後に削る製法。燻感が少しやわらぎ、上品でまろやかなだしが取れるようになります。
  • 焼き削り
    [焼き削り]
    370度の温度で5分間焼いた後に削る製法。燻感が強くなり、香ばしく味に深みのあるだしが取れるようになります。

「蒸し」と「焼き」で燻感の仕上がりを調整

「節」は蒸すことで香りを抑え、焼くことで香りを強めることができます。
その特性を生かし、蒸してから焼きを入れて香り高い燻感の風味を高めることもできます。

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